用途選定の準備
ロータリージョイントのねじ取付とフランジ取付を比較
外観だけでなく、装置構造と保守計画に基づいてロータリージョイントの取付方式を選びます。
ねじ取付とフランジ取付のどちらも、インターフェースを正しく設計すれば安定した回転供給が可能です。適切な方式は、使用可能スペース、芯出し方法、荷重経路、継手へのアクセス、取り外し手順、固定側と回転側の支持方法で決まります。
2つの取付方式の違い
ねじ接続は小型で直接的にできますが、ねじかかり長さ、シール方法、取付トルク、向き、取り外し工具のスペースが重要です。周辺構造で、ホースや継手から曲げ・ねじり荷重がジョイントに入らないようにします。
フランジはボルトパターンと位置決め部を明確にでき、向きの再現や交換を容易にする場合があります。一方で径方向スペースと適切な相手面が必要です。フランジでも芯ずれは補正できず、ホース支持と回り止め管理は必要です。
装置全体で比較する項目
- 芯出しと荷重経路 回転軸の位置決め方法と、軸方向、径方向、曲げ、ねじり荷重をジョイントから分離する方法を決めます。
- 組立・保守アクセス 工具スペース、継手作業性、向きの再現、交換時間、周辺部品の取り外し要否を確認します。
- インターフェース定義 ねじ規格とかかり長さ、またはフランジのインロー、ボルトパターン、締結部品、シール面、公差、固定・回転側を明示します。
実用的な取付方式の決定手順
- 両方式を断面図にする 装置軸、ハウジング、ジョイント、継手、ホース、支持、取り外し方向を描きます。
- 組立公差を確認する 同心度、振れ、位置決め部、ねじまたはフランジ公差、熱変位を検討します。
- 保守手順を確認する 作業者が隔離、アクセス、取り外し、再取付、漏れ試験を行う方法を確認します。
- 総合的な統合リスクで選ぶ 少ない特注部品と明確な保守手順で芯出しと外力を管理できる方式を選びます。
空間が狭く、構造が締付トルクをジョイントに曲げをかけずに受けられるならねじ込み。ボルトパターン、向き、繰り返し脱着が必要ならフランジ。どちらも芯ずれは直しません。
装置のねじ取付とフランジ取付を比較する
軸・ハウジング・継手・取り外し方向の断面をお送りください。2つの取付をそのレイアウトで比較します。