用途適合性
シール・軸受周辺への粒子侵入を低減
対象: 粉じんや研磨粉のある環境向け空圧部品を選定する、製鉄所の技術者、重工業設備の保全担当者、装置設計者。
製鉄所や粉じんの多い生産区域では、シール部や軸受部に到達した粒子が摩耗を早めることがあります。使用環境は圧力や回転数と同じく重要です。
厳しい用途では、保護構造、本体材質、シール形式、ホース支持、取付角度、保守性を含めて選定します。粉体、金属スケール、切粉、製錬粉じんの近くでは、清浄な設置環境より追加の遮へいが必要になる場合があります。
代表的な要件粉じん、研磨粉、振動の多い設備向けの保護型ロータリージョイント。粉じん環境向け選定入力
- 圧力・回転数: 選定型式と承認図面の最新限界内で選定
- 流路: 必要なクランプ、アンクランプ、エアブローなどの空圧機能に合わせる
- 使用流体:乾燥空気。その他の流体は、選定型式と使用条件に対する適合性を書面で確認する必要があります
- 取付: 安定した回り止め支持を設け、外部ホース荷重を回転部へ伝えない
- 流量: アクチュエータの必要量と許容圧力損失に合わせて流路径とポートを設定
- 保護: 保護カバー、ラビリンス、遮へい、清掃方法を実際の汚染条件に合わせる
- 材質: 粉じん、切粉、スパッタ、温度、清掃条件に対して本体、シール、露出金具の材質を確認
技術上の確認事項
厳しい使用環境の選定チェックリスト
粉じんの種類・曝露条件
粉体、金属スケール、研磨粉、セメント粉、包装材料の粉、一般粉じんのどれに該当するか確認してください。
振動・横荷重
適切な回り止めとホース支持を設けてください。圧力と回転数が範囲内でも、横荷重はシール寿命を短くすることがあります。
保守性
厳しい環境では、点検・交換がしやすく、外部汚染から保護しやすい型式が適します。
機種選定表
保護型ロータリージョイントの選定
| 使用環境 | 主なリスク | 選定時の確認事項 | 候補型式・仕様 |
|---|---|---|---|
| 製鉄設備 | 金属スケール、振動、周囲の熱 | 保護構造、堅牢な取付、ホース支持 | 装置環境に合わせた保護カバー・ラビリンス構造、または特注の保護型ロータリージョイント |
| 粉体包装ライン | シール周辺の微粉じん | 粒子対策、清浄な圧縮空気、保守性 | BP-2P-50-0001または特注の保護型 |
| 重負荷機械 | 衝撃荷重、横荷重、汚染 | フランジ取付、安定した回り止め、材質確認 | BP-2P-95、BP-2P-130、または特注の保護仕様 |
推奨機種
選定の出発点となる型式
粉じん環境で使用中のロータリージョイントを置き換えますか?
機械写真、既存品の寸法、粉じんの種類、圧力、回転数、取付条件をお送りください。保護構造と取付方式を、対応可能な仕様と照合します。
よくある質問
粉じん環境向けロータリージョイントのよくある質問
粒子保護と液体保護はどのように異なりますか?
保護カバーまたはラビリンスは粒子の直接侵入を抑えるのに役立ちます。水への暴露、洗浄、クーラントへの暴露は、設置全体と選定仕様を別途確認する必要があります。
図面のない古いロータリージョイントの置換にも対応できますか?
はい。鮮明な写真、寸法、ポート情報、運転条件があれば、初期確認を行える場合が多くあります。