用途への適合性
ロータリー式真空包装機で空気と真空の流路を分離する理由
対象:ロータリー式真空包装ラインを設計する包装機メーカー、真空システム設計者、食品機械メーカーの方。
真空包装ステーションでは、真空吸引、エアブロー、クランプ動作、シール動作を1つの回転部にまとめることがよくあります。
多流路ロータリージョイントで各回路を分離すると、回転中も真空度、空圧動作、解除タイミングを安定させやすくなります。
代表的な要求仕様包装用回転テーブル、シールヘッド、袋搬送ステーション向けの空気・真空供給。真空包装機用ロータリージョイントの代表仕様
- 圧力:−0.06~−0.09 MPa(真空)/0.3~0.6 MPa(加圧空気)— 漏れを抑えることが重要
- 回転数:30~100 min⁻¹(包装用回転テーブル)— 間欠運転
- 流路数:3~4流路(真空+解除用エア+クランプ+シール作動)
- 使用流体:真空、乾燥・ろ過した圧縮空気。食品ラインでは材質と流体の適合性確認が必要
- 取付:包装用回転テーブルの限られたスペースに組み込みやすいコンパクトなフランジタイプ
- 内径:真空用6~10 mm、クランプ・解除用エア4~8 mm
- シール:グライドリング(PTFE複合材)— 真空を安定させる低漏れ設計
- 材質:洗浄環境と耐食性の要求に応じてSUS304またはアルマイト処理アルミを検討
技術確認ポイント
選定チェック項目
真空度
目標真空度と許容漏れ量を確認し、真空回路と加圧回路を分離する必要があるかを決めます。
サイクル速度
包装機は高頻度で動作するため、シール寿命とホース支持方法を確認する必要があります。
洗浄環境
食品ラインや洗浄区域では、選定前に材質とシール仕様の適合性を個別に確認する必要があります。
機種選定表
空圧用ロータリージョイントの代表的な要求仕様
| 装置部位 | 代表的な機能 | 選定時の確認事項 | 候補型式・仕様 |
|---|---|---|---|
| ロータリー式袋包装機 | 真空吸引とクランプ用空気 | 流路分離と再現性のあるシール動作 | BP-2PまたはBP-3P |
| 真空シールヘッド | 真空と解除用エア | 低漏れ・省スペース取付 | 空気・真空用2流路ロータリージョイント |
| 回転式袋搬送ステーション | 吸着用真空とエアブロー | 真空の安定性とポート配置 | BP-3Pまたは特注仕様 |
機種候補
推奨機種
真空包装機用ロータリージョイントの選定でお困りですか?
装置レイアウト、写真、図面、分かっている使用条件など、今お持ちの情報をお送りください。適切なカタログ型式または特注仕様をご提案し、追加で必要な情報があればお知らせします。
よくある質問
真空包装機用ロータリージョイントのよくある質問
空圧用ロータリージョイントで真空を供給できますか?
はい。真空用途は一般的ですが、許容漏れ量、シール構造、ポート配置を事前に確認する必要があります。
1台のロータリージョイントで真空と圧縮空気を同時に供給できますか?
はい。流路を分離し、必要な圧力と真空度に合わせてロータリージョイントを選定すれば、同時に供給できます。